09/22,23 温泉旅行

ご無沙汰してます、うのはなです。もう休みも残り僅かですね!(
さて「格安な旅館を見つけた」との四年目マクスウェルくんの一報を受け22〜23日の両日、漫研の有志で定山渓旅行に行ってまいりました。場所は定山渓グランドホテル別館福寿苑。三千円強のプランということで急な発案にも関わらず18人の大所帯でした。
当日12時に旅行で消費する物資の買出しを行ないます。今回は1泊1食であり、夕食はプランに含まれません。なので夕食用の物資も含めて、例のごとくドン・キホーテで食料と飲料を買い足しました。私はいろいろと入り用な時期なので、やきそば弁当一ヶで我慢。いいんだ……いいものを食べに旅行にいくわけじゃない。それにたくさん買った菓子類で食いつなげば大丈夫だ。
そして13時半に残りの人員とも合流し、14時から一時間掛けて移動しました。札幌の奥座敷とはいえ定山渓も札幌市内です。市外にある登別・洞爺湖・北湯沢といった温泉郷に比べて気軽さが段違いなのが定山渓のいいところと言えるでしょう。
15時過ぎ、宿泊先の福寿苑に到着。道路の関係で裏口から入ることになって「何だこのしょっぱすぎr風情ありすぎる門構えは……! ちょっと旅費ケチりすぎたんじゃないのか?!」という思考が脳裏をよぎりましたが、いざ入ってみるとこぢんまりと落ち着いた雰囲気で何の問題もなくくつろぐことができました。
部屋に荷物を置く――前に、今回デジカメを準備してきたので館外の様子を撮影しに行きました。外に出てビックリしたのが、猫が多いんです。一匹や二匹といったレベルではなく、正面にある川沿いの公園に十数匹はいるみたいでした。川のほうでは一年目のN^3-くんと狐くんたちが猫や虫と戯れていたので、その様子も含めてしばらく定山渓の写真を撮っていました。


ねこにゃん。


定山渓の自然と戯れる会員二人。

写真を撮っているうちに他の参加者は部屋の方に移ったらしく、撮影を切り上げて私も部屋の方に移動。しばらく布団の上でくつろいでから、温泉に向かうことにしました。今回は定山渓グランドホテルの別館に宿泊していますが、別館(福寿苑)の温泉の他に本館(瑞苑)の温泉にも入湯できるということで、喜び勇んで本館の方に向かいました。
ただ本館っていうのが川を挟んで反対側にありまして……。往路は旅館の方から近道と言われ散策路を歩いていきました。草木が鬱蒼と茂り、大自然の山道を歩いていくという貴重な経験、そして吊り橋付き。とても温泉に向かう図とは思えませんね!


吊り橋なんてはじめて!

そして散策路を超え本館に到着。前回は裸眼で入湯しなにがなんだかよくわからないまま快適に浸かった私ですが、今回は眼鏡着用で入湯してみました。最初は曇って役に立たないので外してましたが、時間が経つと意外と曇りも弱くなり、わりと使いようがあるということがわかりました。これからは温泉で眼鏡が曇ってあわあわしている眼鏡っ娘と眼鏡が曇ってない眼鏡っ娘の両方を描いていこうと想います! あと露天風呂では室内と違ってほとんど曇らないこともわかりました( 風呂の方はサウナやジェット風呂といった特殊風呂は多くありませんでしたが、広い浴場でゆったりとした時間を過ごせました。
大浴場を後にして今度は別館の方に戻ります。復路は往路と反対側の端を渡って行きました。こちらの方は整備が整っており、日本の古く美しい温泉郷の佇まいそのものでした。大きなホテルやおみやげ屋、果ては“コンビニのような店”まであったりして、デジカメを持参した甲斐がありました。あまりにも撮影に集中しすぎて、他のメンバーとはぐれるという一面も(笑)
そんなこんなで一人で部屋の方に戻ってきてみると、なんとまぁ気が早いというかなんというか、早速麻雀が始まってました。まぁ暇を持て余した漫研会員共の遊びとしては筆頭に当たる麻雀ですし、前回もちゃんとやってましたが、夕食前からすることもないだろうに……、といったことは微塵も思ってませんよ? えぇ。
“夕食は各自で自由に”ということでやき弁を片手にいそいそと夕食。今回はカップ麺を準備した面々が多く、ドン・キホーテや先述のコンビニのような店などで揃えたバラエティに富んだ麺が見受けられました。そして夕食を食べながら、各自部屋でテレビを見たりしてまったりと過ごします。当日はイナズマイレブンもやっていました。イナイレ、会内にもファンが多かったりします。今回はなんと“RCシュート”が炸裂し、割とぶっ飛んだイナイレでもさらにブッチギリな感じなのが出ちゃったといった印象でした。あとおねいさんの中の人が辻希美でワロタ。その後も動物シアターやホンマでっか!?TVのスペシャルがメンバーのツボに入り大爆笑。特に澤口俊之先生のトンデモっぷりには思う存分笑わせていただきました。元北大の教授なんですよね澤口先生。
さて夜も徐々に更けていき、ごきぶりポーカーをしたりしながらテレビ勢がおおかた就寝すると、麻雀充の独壇場となります。今回実は旅館側に用意してもらった麻雀セットの他に個人で麻雀牌を持ってきたメンバーが二人おり、麻雀牌が三つあるという異常事態に。まぁマットが一つしかないんで基本一卓しか立ってませんでしたがね!! 今回私は終始いいところがない感じでしたが、他の面々の様子も見つつ楽しめたので満足です。
麻雀の合間には別館の大浴場と露天風呂に向かいました。“ゴールド大浴場”と銘打たれた古臭い昭和の香り漂う大浴場。……まぁ、本館の浴場にも行けたのでプランとしては込み込みといった感じでしょうか( こちらにはサウナがあったのが救いですね。
露天風呂に向かうと、先客として六年目空木さん、五年目くすはさん、そして三年目紫くんがいました。露天風呂は開放感があり快適に浸かれたので、しばらくぼーっとしつつ就活の話などが出て恐々としたりしました。もう三年やら四年になったら就活は無視できないんですよねー……。
とまぁ、そんなこんなで夜は明けていき翌朝。朝食は下のレストランでバイキング形式でした。そこで生卵と白飯を見つけ、しばらく食べていなかったTKGに挑戦。欲張って卵を二つ使ったおかげでリアルに「こ れ は ひ ど い」状態になりましたが、卵かけご飯自体は美味しかったのでまぁいいや( 朝食後は昨晩の疲れからか布団に突っ伏して出発までリラックしして過ごしました。そしてバスに乗り込んでからもリラックスしながら夢の中。一時間後の10時半頃に、札幌駅に到着し一同解散して今回の温泉旅行は終了しました。
 
温泉旅行は北大漫研春休みの風物詩ですが、時間がある夏休み中にもこのように旅行の計画が持ち上がったりします。今回は同じ札幌市内ではありましたが、俗世のしがらみから離れて仲間と仲良くゆったりとした時間を過ごすのは良い思い出になること請け合いです。今回参加できなかった方も、次回以降余裕を見つけて参加してみてはいかがでしょうか。