絶賛修羅場中

みなさん、漫画描いてますか? 漫画はいいですよ。読むにも楽しい描くにも楽しい。コンビニに寄って週刊誌読んでると辛いことなんて吹っ飛んでしまうようです。……まぁ実際には吹っ飛ばないけどね!!
と、いうわけで。私はただいま絶賛修羅場中です。今週末日曜にある即売会のために原稿を描いているのですが、冷静に必要時間を計算すればするほど絶望的な数字ばかりが舞い込んできます。
こうなるともう末期です。
でも人間悲しいもので、余裕のある時は本腰が入らず切羽詰ってからこうやって慌てだすものでして。実際私は幾度となく〆切を破って編集長に頭を下げています。時には私自ら編集長になって自分で自分に頭を――うそですあの時は全方位土下座外交でした。
閑話休題。北大漫研では会報や会誌といった発行物を制作していますので、会員の活動は会報や会誌のための原稿作りがメインになることが多いです。なのでわざわざ会誌に作品を出さないのに、個人でサークルやって同人本を出すことって結構無駄なように見えるかもしれませんね。実際「同人やるくらいなら出版社に持ち込んでプロになる」って意気込んでいる会員もいます。素晴らしい精神。
でも同人活動をする人もこの会には何人もいる。なぜでしょう?
これにはいろいろな理由があります。第一に会誌は年二回しか出ないので、それ以上やる気が有り余っている人が同人をやりはじめるパターン。第二に会誌という共同作業ではなく、自分一人の力で本を出すことに意味を見いだすパターン。まぁ、この場合“俺は漫研でなくて個人サークルの方が向いている”と悟りを開いて退会する会員も少なくないんですけどね。
そして第三にしておそらく最大の理由。会誌は基本的に二次創作も成人向けも禁止です。
ですから“アイマスで律っちゃんのエロ本出すぞーぐへへ”とかいう場合にはそりゃもう同人で出すしかありません。私はあと4日弱パソコンの前にかじりつくことになるでしょう。同人は学漫とは違って広い荒野を自分一人の力で切り拓いていくロマンがあります。学漫だけでなく同人に興味をもつ会員が増えたら面白いと思いますね。
――って、原稿はどうした。